Salesforce社が提供する無料オンライン学習サービスTrailheadとは
こんにちは。クレスコ・デジタルテクノロジーズ、プロフェッショナルサービス1部所属のおがゆです。私は入社2年目で、Salesforceの案件には1年間携わっております。
本投稿では「Trailhead」という、Salesforce社が提供している無料オンライン学習サービスについてご紹介したいと思います。
私自身、Trailheadを通して、案件の際に利用するSalesforce環境の知識や、「Dataloader」、「Salesforce CLI」といった、Salesforce内で使用するツールについての知識を培うことができました。
また、TrailheadはSalesforce資格の取得にも活用できるものなので、業務で使用している人・していない人関わらず、興味を持っていただけたら幸いです。
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目次[非表示]
- 1.Salesforceとは?
- 2.Trailheadとは?
- 3.Trailheadの新規登録・学習方法
- 4.まとめ
- 5.引用元
Salesforceとは?
Salesforceとは、Salesforce社が提供している、営業支援(SFA:Sales Force Automation)・顧客管理(CRM:Customer Relationship Management)・マーケティングオートメーション(MA:Marketing Automation)など、顧客との接点の創出・強化・成約までの一連のプロセスを効率化させるプラットフォームになります。
Salesforceでは、「Sales Cloud」と呼ばれる、顧客情報や案件情報を一元的に管理し、営業の進捗や結果、売上予測といった営業に関するあらゆる情報を、目的に合わせて表示・可視化させるCRM・SFAツールのほか、「Service Cloud」と呼ばれる顧客満足度や顧客ロイヤリティの向上を実現するカスタマーサービス支援ツール、「Marketing Cloud」と呼ばれる顧客一人ひとりに深いコミュケーションをし、One to Oneマーケティングを可能としたツールなど、多岐にわたったサービスが提供されています。
Trailheadとは?
Trailheadとは、Salesforce社が提供する学習環境プラットフォームになります。いつでも好きな時に新規登録・ログインが可能であり、“Gamification(ゲーミフィケーション)”と呼ばれる、学習の進行状況をポイントとバッジで表す制度がとられています。
また、Trailheadの特徴として、1つのトピックに焦点を絞った”トレイル”という学習カリキュラムが存在します。トレイルとは、道、足跡といった意味です。トレイルはモジュールごとに構成され、そのモジュールは「単元(Unit)」で構成されています。モジュールの単元をすべて完了することで、ポイントやバッチがもらえるという仕組みになります。
ポイントやバッチをもらうことにより、ユーザーは満足度を得られるとともに、学習カリキュラムを実施したモジュールの実績を再確認することが可能になります。
トレイルの中には”プロジェクト”と呼ばれる、ハンズオン形式での学習モジュールも含まれており、ステップごとに示されている構成や従うべき手順を元に、すべてを正しく実行することができればバッジを獲得することができるものも存在しています。
また、Trailheadの中には、レベルやスキルにあわせた、さまざまな学習カリキュラムが用意されています。
自身がどのモジュールから手を付ければいいかわからない場合には、トレイルの検索条件から学びたい条件を指定することで、自分に合ったモジュールを学習することが可能になります。
多くのベンダー資格には有効期限があり、更新をする際に同様の試験に再度合格する必要があります。一方、Salesforceの資格は更新による再試験はなく、Trailheadの該当する更新モジュールを学習し、ハンズオンチャレンジをクリアすることで資格は維持されます。
以上がTrailheadの説明になります。
今回ご紹介した他にも、様々な機能や活用方法があるので、ぜひ試してみてください。
Trailheadの新規登録・学習方法
最後に、Trailheadの新規登録方法です。Trailheadでは、登録・ログインは同じ画面から実行することが可能です。
以下画像が、サイトリンクから一番初めに表示される画面になります。
Trailhead | 楽しく学ぶ方法 (salesforce.com)
登録は、GoogleやAppleのメールなどのソーシャルサインインでの登録が可能です。また、Salesforceがサポートしている、”Tableau”からも登録が可能です。
ログインは同画面上から、メールアドレスを入力することで、シングルスユースコードが届くため、シングルスユースコードを入力することでログインが可能になります。
以下画像が新規登録・ログイン時の画面になります。
Trailheadの学習方法ですが、先ほどご紹介したおすすめのカリキュラムから学習していく方法のほか、認定試験に沿った勉強方法も存在します。
認定資格の勉強では、Salesforce全般の知識から、さらに学習内容を絞り、それぞれの資格にあった学習も可能であるため、資格取得のための学習ツールの一つとしてTrailheadを取り入れるのも良いと思います。
また、Trailheadでは資格試験も申し込むことが可能です。
こちらは資格取得用のメール登録が再度必要になるのですが、Trailheadを用いることで資格試験の申し込みや更新を行うことができるため、資格の管理も簡単に行えます。
以下画像がSalesforceのアドミニストレーター認定資格試験一覧になります。
資格一覧の「試験に申込む」のリンクをクリックすることで、以下の試験申し込み画面に遷移します。
以上がTrailheadの登録・勉強方法の紹介になります。
まとめ
今回は「Trailhead」という、Salesforceで使用できるオンライン学習サービスについてご紹介いたしました。
Trailheadは、Salesforceのアプリ活用方法や資格取得のための学習ツールの一つとして活用できる、面白いサービスになりますので、これを機にTrailheadを体験いただき、Salesforceについて少しでも知っていただくきっかけとなれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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引用元
Salesforce(セールスフォース)とは?何がすごい?機能や導入メリットを解説 | 日立ソリューションズ (hitachi-solutions.co.jp)
世界シェアNo.1* のCRM(顧客管理システム)が、お客様と新しい市場をつなげます | セールスフォース・ジャパン (salesforce.com)
Trailhead | 楽しく学ぶ方法 (salesforce.com)